涙道疾患(流涙症)
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涙道疾患(流涙症)とは
涙が常時流れてくる、涙で視界がぼやける、メガネのレンズが涙ですぐ曇る、目やにがたまりやすい、といった症状に悩んでいませんか。このような症状は、一般的には「涙目」、医学的には「流涙症」といわれます。

大きな原因のひとつは、本来は鼻へ抜けていく涙の通路(涙道)のどこかが細くなったり詰まったりしていることです。
涙は目の表面を潤したのち、目がしらにある涙点という小さな穴から吸い込まれ、涙小管・涙嚢・鼻涙管を通って鼻腔に排泄されます。
通常は分泌と排泄のバランスがとれていて涙が外にこぼれることはありませんが、分泌が増えたり排泄が悪くなったりすると涙がまぶたの外にあふれるようになります。

流涙症は、他にも次のような原因が考えられます。

●結膜炎や角膜炎、逆さまつげなどによって涙の分泌が増えている
●ドライアイによって風に当たるなどの刺激でも涙が流れやすくなっている場合(涙の量はふつう以上でも、涙の成分が変わってしまっているためにドライアイになることがあります)
●年齢とともに白目(結膜)がゆるんでシワができ、そのシワが堤防のようになって涙が外にあふれ出る
涙道疾患(流涙症)の症状
涙道が詰まると、常に涙があふれるためしょっちゅう涙を拭いていなければならず、目のふちがただれたり、うるんで見えにくくなったりします。 とくに涙嚢よりも下流での閉塞の場合は、涙嚢内に滞った涙が濃縮されることにより粘液や膿のような汚い目やにが出るほか、涙嚢部(目がしらの内側)を押さえると涙嚢内容が逆流してくることがあります。
このような状態を慢性涙嚢炎といいます。

慢性涙嚢炎の経過中に涙嚢内容に細菌が感染すると、目と鼻の間がひどく腫れて痛んだりすることがあります。
このような状態を急性涙嚢炎・涙嚢周囲炎といいます。

また、赤ちゃんの中には,鼻涙管が鼻腔に開くところが粘膜で覆われたままになって開通していないことがしばしばあり、この状態を先天性鼻涙管閉塞といいます。
このような赤ちゃんはいつも目がうるんでいます。大人と同様に涙嚢内に粘液や膿が貯まり、これが目やにとなって出てくるようになったものを新生児涙嚢炎といいます。

涙道疾患(流涙症)の治療
(1)シリコンチューブ挿入術
特殊な金属の棒を通して涙道を開かせた後、涙道にシリコンのチューブを挿入して広げる手術です。
局所麻酔で20分程度の治療です。
その後、数ヶ月経って涙道が広がったところで、チューブをはずします。再閉塞を起こすことがあります。
(2)涙のう鼻腔吻合術
人工的に涙道のバイパスを作る手術です。顔面の皮膚を1.3cm程度切開した後、涙のうの横にあたる目と鼻の間の骨を直接6mm程度削って穴を開け、涙のうと鼻腔の粘膜をつなぎます。局所麻酔で1時間半程度の手術です。

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