◆白内障の手術◆ |
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~手術の流れ~ | |
手術前検査 |
問題なく手術を行えるか次のような検査をします。
眼底検査(網膜の状態を調べる) |
手術 |
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手術後 |
手術後から2週間下記の症状が表れますが、数日から1~2週間ほどで治ります。
[手術後の注意点]
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◆網膜硝子体の手術◆ |
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網膜硝子体疾患とは水晶体のさらに奥が炎症を持続させたり、にごったり出血するなどの異常をきたした状態です。 このような病変へのアプローチとして、にごりや出血のある硝子体を取り除いたり、網膜にできた増殖膜や網膜の穴(裂孔)などを治療する目的で硝子体手術が行われます。 硝子体手術が有効な病気は、加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症(眼底出血)、網膜剥離、黄斑上膜、網膜静脈閉塞症(黄斑浮腫)、硝子体混濁(ぶどう膜炎)など、非常に多岐にわたります。 |
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~手術方法~ | |
麻酔 | 局所麻酔を行います。眼球の後方に麻酔の注射をします。 |
手術 |
1ミリにも満たない傷を4か所作成し、手術を行います。
眼内の出血や濁りを硝子体と共に除去後、網膜にできた増殖膜や網膜裂孔を治療します。
取り除いた硝子体のかわりに、眼内に水・空気・ガス・シリコーンオイルのいずれかを置換します。 |
合併症 |
網膜硝子体手術は安全な手術ではありますが、合併症はゼロではありません。 重症例や時間がかかる手術の場合、少なからず合併症(再出血・網膜剥離・緑内障・感染など)が起こる場合がありますが、 適切な加療により対処します。 |
◆涙道疾患(流涙症)の手術◆ |
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常に涙が溜まっていたり、悲しくもないのに涙がこぼれてきたりします。 目頭の部分を押さえると透明~淡黄白の粘度の高い分泌物が逆流することもあります。 炎症を起こすと目頭が赤く腫れ、痛みも生じてきます。
白内障や緑内障の手術を手術する場合に涙道が閉塞していると、
逆流してきた膿を含んだ涙のため、手術の傷口から眼球内に細菌が入り「眼内炎」を起こす危険性があります。 |
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~手術の流れ~ | |
検査 |
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手術 |
目薬では治りません。閉塞部を物理的に開通させ涙の排水路を確保します。 【シリコンチューブ挿入術の場合】
特殊な金属の棒を通して涙道を開かせた後、涙道にシリコンのチューブを挿入して広げる手術です。 【涙のう鼻腔吻合術の場合】
閉塞した部位の横から一部、鼻の骨を切除して窓を作り、直接鼻腔に通じる吻合孔(バイパス)を作成する術式です。
本来の涙道からはずれ中鼻道に新たに道を作る方法です。
この方法では骨に穴を開ける必要ががあります。 この方法で作られたものは生理的な涙道の経路ではありませんが、経路が短いため再閉塞する可能性が低い利点があります。 |
◆緑内障の手術◆
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緑内障の手術は、眼圧を下げることを目的として行われます。 点眼薬の治療を行っていても視野障害の進行が認められる場合は、手遅れにならないうちに手術療法を考える必要があります。 主な手術方法は、大きく分けて2種類に分けれられます。緑内障のタイプによって手術方法が選択されます。 |
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~手術方法~ | |
手術 |
【線維柱帯切除術】
房水の流れの悪い線維柱帯を切除し、房水を結膜下に流すバイパスを作る手術です。 【線維柱帯切開術】
眼内の排水管の組織を切開して、眼内の排水の効率を良くする手術です。 |
◆眼瞼下垂の手術◆ |
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~手術方法~ | |
眼瞼下垂とは、まぶたを引っ張り上げている筋肉の力が伝わりにくくなっている状態です。 眼瞼下垂手術は、まぶたの中の板(瞼板)に付着しているゴム(眼瞼挙筋腱膜)を探し出し、縫いつけることによって再び張力を回復する手術です。 なお、当院での手術は美容(整容)目的ではありません。 なるべく傷が目立たないよう、自然な仕上がりになるように配慮しておりますが、あくまで機能回復を目的とした手術である事をご理解下さい。 |
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~手術の流れ~ | |
手術前検査 | 問題なく手術を行えるか次のような検査をします。 視力、眼圧、屈折検査 、動的視野検査(視野の状態を調べる)、問診、血圧検査 |
手術 | 上まぶたを挙げる筋肉を縫い縮める日帰りの手術を行っております。 |
手術後の 注意点 |
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