日帰り手術
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患者の気持ち
大きな窓のある手術室で、開かれた医療を御提供します。
手術を受けるとなれば、患者様・御家族の方には何かと心配な気持ちが出てくることは避けられないと思います。 当院は、そのような患者様・御家族の不安を少しでも解消するために、手術室に大きな窓を設け、御家族の待つ回復室から手術中の様子をご覧いただけるよう設計しました。 従来の密室で行われる医療とは違い、どのような治療が行われるか明らかにする事が大切であると考えております。 (硝子体手術の際には手術室を暗室化する時間帯が必要であり、その際は窓のブラインドを下げさせていただきます。御了承ください。)
手術中、実際の手術映像を御覧いただくことが出来ます。
御家族の方々には回復室のモニターから実際の手術映像を見ていただけるようにしております。 手術映像は眼球が映し出されるので、ご覧になられる方には少し刺激が強いかもしれませんが、もし可能であれば是非御覧下さい。
完成された眼科手術は流れるように無駄がなく、スムーズなものです。 御家族の方にはモニターを見ていただく事により、今まさに病気が治っているというその瞬間に立ち会う実感につながると考えております。
◆白内障の手術◆
~手術の流れ~
手術前検査 問題なく手術を行えるか次のような検査をします。

眼底検査(網膜の状態を調べる)
細隙灯顕微鏡検査(水晶体に濁りの状態を調べる)
角膜内皮細胞検査(角膜の内皮細胞が減っていないか調べる)
眼軸長検査(眼内レンズの度数を決める)
問診、血圧検査

手術
  1. 黒目(角膜)と白目(強膜)の境目あたりに幅3mm弱の創を作成します。約5ミクロンほどの水晶体の皮を円形にくりぬきます
  2. 超音波装置を用いて、水晶体を砕き、吸引します
  3. 人工水晶体(眼内レンズ)を挿入します。
  4. もともとの水晶体の袋の中に、眼内レンズをおさめて手術を終了します
手術後 手術後から2週間下記の症状が表れますが、数日から1~2週間ほどで治ります。

  • 目が充血する
  • 目がゴロゴロする
  • 涙がでる
  • 目がかすむ


[手術後の注意点]
  1. 入浴や洗顔は1週間ぐらい避ける
  2. 目を押したり、こすったりしない
  3. 転んだり、ぶつけないよう注意する
◆網膜硝子体の手術◆
網膜硝子体疾患とは水晶体のさらに奥が炎症を持続させたり、にごったり出血するなどの異常をきたした状態です。
このような病変へのアプローチとして、にごりや出血のある硝子体を取り除いたり、網膜にできた増殖膜や網膜の穴(裂孔)などを治療する目的で硝子体手術が行われます。
硝子体手術が有効な病気は、加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症(眼底出血)、網膜剥離、黄斑上膜、網膜静脈閉塞症(黄斑浮腫)、硝子体混濁(ぶどう膜炎)など、非常に多岐にわたります。
~手術方法~
麻酔 局所麻酔を行います。眼球の後方に麻酔の注射をします。
手術 1ミリにも満たない傷を4か所作成し、手術を行います。 眼内の出血や濁りを硝子体と共に除去後、網膜にできた増殖膜や網膜裂孔を治療します。

取り除いた硝子体のかわりに、眼内に水・空気・ガス・シリコーンオイルのいずれかを置換します。
手術時間は疾患により異なりますが、1~2時間程度です。(※状態によってはそれ以上かかる可能性があります。)
病状によっては白内障手術を同時に行う場合もあります。

合併症 網膜硝子体手術は安全な手術ではありますが、合併症はゼロではありません。
重症例や時間がかかる手術の場合、少なからず合併症(再出血・網膜剥離・緑内障・感染など)が起こる場合がありますが、 適切な加療により対処します。
◆涙道疾患(流涙症)の手術◆
常に涙が溜まっていたり、悲しくもないのに涙がこぼれてきたりします。
目頭の部分を押さえると透明~淡黄白の粘度の高い分泌物が逆流することもあります。 炎症を起こすと目頭が赤く腫れ、痛みも生じてきます。

白内障や緑内障の手術を手術する場合に涙道が閉塞していると、 逆流してきた膿を含んだ涙のため、手術の傷口から眼球内に細菌が入り「眼内炎」を起こす危険性があります。
手術時の危険性を減らすためにも、涙道疾患は治しておく必要があります。

~手術の流れ~
検査
  • 涙道通水検査
    涙道閉塞の有無は涙点から生理食塩水を注水して鼻腔に流れてくるかどうかの自覚を確認する検査
手術

目薬では治りません。閉塞部を物理的に開通させ涙の排水路を確保します。


【シリコンチューブ挿入術の場合】

特殊な金属の棒を通して涙道を開かせた後、涙道にシリコンのチューブを挿入して広げる手術です。
局所麻酔で20分程度の治療です。
その後、数ヶ月経って涙道が広がったところで、チューブをはずします。再閉塞を起こすことがあります。


【涙のう鼻腔吻合術の場合】
閉塞した部位の横から一部、鼻の骨を切除して窓を作り、直接鼻腔に通じる吻合孔(バイパス)を作成する術式です。
本来の涙道からはずれ中鼻道に新たに道を作る方法です。
この方法では骨に穴を開ける必要ががあります。
この方法で作られたものは生理的な涙道の経路ではありませんが、経路が短いため再閉塞する可能性が低い利点があります。
◆緑内障の手術◆
緑内障の手術は、眼圧を下げることを目的として行われます。
点眼薬の治療を行っていても視野障害の進行が認められる場合は、手遅れにならないうちに手術療法を考える必要があります。

主な手術方法は、大きく分けて2種類に分けれられます。緑内障のタイプによって手術方法が選択されます。

~手術方法~
手術
【線維柱帯切除術】

房水の流れの悪い線維柱帯を切除し、房水を結膜下に流すバイパスを作る手術です。
術後の癒着でバイパスが詰まらないようにするため、マイトマイシンという薬が使われます。
手術は局所麻酔で行い、ほとんど痛みはありません。
手術直後より眼圧が安定するまで眼球マッサージや感染症対策も必要です。


【線維柱帯切開術】

眼内の排水管の組織を切開して、眼内の排水の効率を良くする手術です。
ある特定の緑内障や若年者に有効な手術です。
手術直後には必ず眼内出血が見られ、いったん視力が落ちますが数日で改善することがほとんどです。
線維柱帯切除術にくらべてメンテナンスや合併症が少ない手術です。


◆眼瞼下垂の手術◆
~手術方法~
眼瞼下垂とは、まぶたを引っ張り上げている筋肉の力が伝わりにくくなっている状態です。
眼瞼下垂手術は、まぶたの中の板(瞼板)に付着しているゴム(眼瞼挙筋腱膜)を探し出し、縫いつけることによって再び張力を回復する手術です。
なお、当院での手術は美容(整容)目的ではありません。
なるべく傷が目立たないよう、自然な仕上がりになるように配慮しておりますが、あくまで機能回復を目的とした手術である事をご理解下さい。
~手術の流れ~
手術前検査 問題なく手術を行えるか次のような検査をします。 視力、眼圧、屈折検査 、動的視野検査(視野の状態を調べる)、問診、血圧検査
手術 上まぶたを挙げる筋肉を縫い縮める日帰りの手術を行っております。
手術後の
注意点
  1. しばらく安静にしていただき、全身状態の安定を確認してから帰っていただきます。
  2. 術後はまぶたが腫れますが、1~2週間でおさまります。
  3. 当日の入浴・洗顔・洗髪は控えて下さい。
  4. 抜糸は1~2週間後に行います。